プロとして俳優で飯を食っていくことを望んでいる人に向けての記事です。
・俳優になるにはどうすればいいの?事務所に入るべき?
・どうすれば仕事がもらえるの?オーディション?
・もし所属するならどの事務所がいいの?
こんな疑問を解決します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・俳優になるための6つのルート(舞台では99%生きていけないという話)
・運に頼らずに俳優で食っていく方法(この記事のメインテーマ)
・自分の進みたい道を後押ししてくれる事務所の見つけ方
どうも俳優をやっているヒロユキと言います。
僕は今年で俳優歴13年目になります。僕自身は事務所に所属していないこともあり(一度所属して辞めました)大きい作品には出ていませんが、それでもTVドラマ、映画、舞台、ラジオドラマ(製作、脚本、主演)など色々な媒体に出演してきました。
また、この13年間「演技とは」ということを考え続けてきました。その間にスタニスラフスキーシステム、リーストラスバーグメソッド、マイケルチェーホフテクニークなど様々な海外の演技論も学び身体に落としてきました。
この記事では、運に頼らずに俳優で食っていく具体的な方法を解説していきます。
メインの読者さんは、「これから俳優をやっていきたいなー」と考えている方を想定していますが、
「もうすでに何年も俳優活動をやっているがまだ食っていけない」
「どうすれば俳優活動をこの先続けていけるかわからず悩んでいる」
という方にも使えるものすごく具体的な方法なのでぜひ最後まで読んでいってください。
特に、事務所に入りたくても年齢や見た目などの理由で書類さえ通らないという方にはピッタリです。
誰でも運に頼らずに自らの努力だけで俳優として食っていける方法を解説しています。
注:かなり長い記事になりました。「俳優になる為のルートとかいいから、食っていく方法だけ教えてくれ」という方は下の目次から運に頼らずに俳優で食っていく方法に飛んでください。
それではさっそくスタート!
俳優になるための6つのルート(舞台では99%生きていけないという話)
俳優には大きく分けて、映像俳優と舞台俳優がいます。
コロナ禍に当たり、youtubeなどを利用したリモートでの表現も増えてきましたが、まだまだ本流には至っていません。
どういったルートを通ったとしても、現在のところ行きつく先は映像か舞台(またはその両方)になります。
あなたがどちらを望むかはもちろん自由です。
僕個人の感覚でいうと、演技の根幹部分に違いはありません。
表現するときに、映像だと「声を張らなくていい」とか、「カメラのフレームからはみ出さないようにする」というものがあります。
逆に舞台だと「芝居のクオリティを数日間キープする(公演が複数日にまたがるため)」などの違いがあります。
ただ演技自体の感情やキャラクターなどの作りこみの部分に違いはないと思っています。
むしろ大きく違うのは「俳優として食っていけるのか」というところです。あなたもここに興味があるのではないでしょうか。
どういったルートをたどれば映像にしろ舞台にしろ、演技することで生活ができるようになるのか解説していきます。
事務所に所属する
まずは最初に思い当たる入り口。事務所に所属です。
はっきり言ってしまいますが、
現代日本において俳優として生きていく方法は、ほぼこれ一択です。
僕みたいにフリーランスで仕事を取っていくことは、現状かなり厳しいです。
上手く監督やプロデューサーとの繋がりができて仕事が切れなくなったとしても、収入で言えばコンビニのバイトの方が数倍~数十倍マシといった感じです。
データとしてあるわけではありませんが、僕個人の肌感覚では、フリーランスでバイトもせずに俳優一本で食っていける人(元々事務所に所属していて色々なコネを持っている人を除く)は1%もいないと思います。
ちなみに芸能事務所に所属している人でも、バイト無しで俳優一本で食べていける人は30%くらいなんじゃないかなと思っています。いや、多分実際はもっと少ないです。事務所に入れば安泰というわけではないことだけは覚えておいてください。
ですから、大多数の俳優は30歳になる境目当たりで演技人生を終えていきます。
結婚や出産もありますからね。
僕の友人も知っているだけで30~40人くらい辞めています。仕方ないです。はっきり言って生きていけませんから。
それでは事務所に所属するとどんな良いことがあるのか。
事務所に所属するメリットを3つ見ていきましょう。
ギャラをもらえる仕事ができる
まだ俳優業を始めていない方にとっては、「当たり前だろ」と思うかもしれませんが、この俳優業という世界は激ブラックな世界です。
フリーランスでやっていると、ノーギャラは当たり前。酷いところは交通費や宿泊費も自腹、出演させてやってるんだからありがたく思えくらいの撮影が結構あります。
ちなみにノーギャラで交通費宿泊費自腹でも出演したい俳優は山ほどいるので、作品にもよりますが出演者枠1つに対し3~5人は集まります。つまり倍率300%以上。需要と供給のバランスがめちゃくちゃなのでこのブラックな世界が成り立っています。
その点事務所が間に入っていれば、そういう仕事は一切来ません。
事務所が利益にならない仕事を受けるわけがないからです。あなたが働いた現場に関しては多かれ少なかれギャラは必ず入ってきます。
大量の出演情報にアクセスできる
個人的に、これが一番の事務所に所属するメリットです。
フリーランスで何が辛いかというと、オーディションを受けたくてもそのオーディション情報自体にアクセスできないということです。
映画にしろTVドラマにしろ、基本的に製作会社が映像作品を作ります。
そして製作会社またはプロデューサーが監督や俳優たちをキャスティングするわけですが、このキャスティング情報はほぼ全て芸能事務所に届きます。
一般に出回ることはほんの一部を除いてありません。
なぜかわかりますか?
理由は3つ。
1.応募してきたどこの誰かもわからない俳優をいちいちチェックしてられない
2.面倒なことは芸能事務所に丸投げできる
3.撮影中の事故、機器破損、俳優の遅刻・欠席などの問題が起きた時事務所に請求できる
特にこの3つ目は大きいです。
基本的に出演キャストに代わりはいません。もし、どこの馬の骨かもわからない俳優に大事な役を任せて、「当日やっぱり行けません」となったら、他のスタッフやキャストのギャラや、撮影場所代、撮影機器のレンタル代など合わせて数十万円が無駄に吹っ飛びます。
当然その俳優に次回以降の仕事が回ってくることはなくなりますが、製作側にとっても誰かわからない人を使う事は多大なリスクなわけです。
その点事務所を間に入れていれば、安心です。
何かあった時に、事務所に違約金を請求することができます。
そういった理由もあって、仕事情報・オーディション情報は各芸能事務所に送られ一般に流れてくることはほとんどありません。
ですから、俳優として生活していくには基本的に芸能事務所に所属する必要があります。
Q.それでは所属さえできればどの芸能事務所でもいいのでしょうか。
実はそういうわけではありません。なぜなら製作会社から事務所に割り当てられる配役のランクが決まっているからです。
つまりどういうことかというと、大河ドラマの主役は、アミューズかオスカー所属の俳優以外いません。
月9などの連ドラも、主人公、主人公の友人、その彼女などいわゆるメインどころは、やはり大手事務所か俳優を売り出す力がある事務所にしかキャスティング情報がいきません。売り出す力の弱い事務所の場合は、良くて毎話レギュラー出演、セリフは1か所くらいだったりします。
つまり、その役が謎にバズって、視聴者から「あの俳優が見たい!」という熱烈なファンレター(今はtwitterか)が届かない限り、日の目を見ることはないでしょう。
だから、事務所選びは慎重に行う必要があります。詳しくは記事下の自分の進みたい道を後押ししてくれる事務所の見つけ方でお伝えします。
バーター出演がある
バーター出演?初めて聞いた方もいるかもしれません。
バーター出演とは、製作会社から事務所で抱えてる俳優に出演オファーが来たときに、セットでまだ売れてない俳優を出演させることです。
製作会社と芸能事務所の間で、こんな会話が繰り広げられます。
製「おたくの〇〇ちゃん、このドラマの主人公の彼女役に考えてるんだけど、スケジュール空いてそう?」
事「あ~、そうですねぇ。まあ、空いてるっちゃ空いてるんですけど、他の子にもチャンス与えてあげてくれないですかね?今新しく良い子が入ってきたんですよ。▲▲子っていうんですけど、どうです?なんかの役に使ってくれません?もし使ってくれるなら〇〇のスケジュールも御社有利に・・・」
製「ははぁ、バーターねぇ。なるほど検討してみましょうかね」
めっちゃ適当ですがこんな感じです。
つまり、売れている俳優がいる事務所だとそのおまけとして出演できる機会が提供されることがあるということです。当然フリーランスだとそんなことは起こるわけがないので、これも事務所に入ることによるメリットです。
さて、ここまで事務所に入るメリットを見てきましたが、逆にたくさんのリスクも付きまといます。
「芸能界って怖い!」って感じるところです。どこの世界にも悪い奴はいるもんです。
事務所選びのときに気を付けた方がいいポイントを4つ紹介します。
詐欺会社
言わずもがなですね。
詐欺会社です。契約書が頭おかしくて、ノーギャラ又は超少ないギャラを固定で5年間契約とか(ローラがこんな感じの契約を結ばされて事務所とケンカしてましたね)。
僕が登録したある事務所は、結局ギャラ(4,000円)を払ってくれませんでした。
対処方法はもうググって調べるしかない。
事務所名 + 詐欺 とか 事務所名 + 評判 とかでググりましょう。
スクールビジネス
これも良くある。完全な詐欺ではないですし、こういうところから売れてる人もいるので、一概によくないとは言えないんですけど、悪徳な会社も多くあります。
スクールビジネスとは。
まずオーディションを受けた結果、「合格おめでとうございます!」という連絡がきます。
当然、こっちは喜びますよね。
で、実際事務所に話を聞きに行くと、毎月のレッスン代が50,000円かかりますみたいな。
いやいや、レッスン代欲しいだけだろみたいな。
ちなみに僕が映画や舞台とか出るようになって、演技経験も10年くらい続けた後に応募したある事務所では、
事「合格おめでとうございます。つきましては毎月50,000円のレッスン代よろしくね。1年半。」
僕「18か月・・・総額90万円ですか・・・ずっと演技の訓練は積んできたんですけど、どんなレッスンを受ければいいんでしょうか?」
事「演技レッスンの他に、歌とかダンスとかあるからね」
僕「え?歌?ダンス?俳優募集じゃなかったでしたっけ?」
事「いや・・・ま、色々出来た方が売れるからさ・・・」
みたいなことが実際にありました。
タレントとしてやっていきたいならありかも・・・・・・いや、ないな。
もっといい事務所はあるので、しっかりググりましょう。
念のため言っておくと、月1万円、1万5千円くらいのレッスン費で、しっかり売り出してくれる事務所もあります。
だから、お金を取る事務所=全て悪いわけではありません。
あまりにも高いなと感じたり、自分が望む雰囲気ではなかったらさっさと去りましょう。
パワハラ、セクハラ問題
残念ながらこれは実際にあります。
僕自身はほとんど所属していないので経験はありませんが、所属していた人からパワハラ・セクハラがひどかったという話は聞きます。いわゆる枕営業強要とかですね。
この点について難しいのは、ググってもあまり情報が出てこないということです。
俳優もタレントもわざわざ事務所を名指しで、ここでパワハラ、セクハラされました。枕強要されましたとは言い出しにくいです。
だから表に出てこない。
すみません。この問題についての対処方法は、所属している人になんらかの形で知り合って話を聞くくらいしか思いつきません。我慢できなかったら、辞めて新しい事務所に入りなおすというのも視野に入れた方が良さそうです。今ならyoutube やtiktokなど自ら表現する媒体があるので、新しい事務所に入りなおすという事も不可能ではありません。
自分を押さえつけてまで無理をしないこと。
あなたは俳優です。
目先の利益に飛びつくのではなく、しっかり訓練を積んで視聴者から求められる演技ができる俳優になりましょう。
視聴者に求められさえすればどの事務所からでも売れます。
事務所の規模・力
これは詐欺とかではないのですが、事務所が小さいとオーディション情報が回ってこない、出演オファーが来ない。となります。あと、バーター出演も見込めないなど、フリーランスでやってるのと何が違うの?となります。
まだ事務所に所属していないなら、こういうところは避けるべきですし、もうすでにこういった事務所に所属していて改善の見込みがないようなら、退所することも考えた方がいいかもしれません。
劇団に所属する
さて、事務所のメインが映像とすると、舞台に出演したい方は劇団に所属ということになります。
実際は所属しなくても、客演という形で俳優を一般から募集することはよくあります。ですから舞台出演自体はあまりハードルは高くないです。
理由は謎なんですが、日本では舞台俳優は映像俳優より演技が上手いみたいな認識がありますが、はっきり言って全くそんなことはありません。
つまらない舞台なんて山ほどあります。
その割に高い!
ただし、めちゃくちゃうまい俳優を目の前で見ることも稀にあります。
映像と違って保存ができないので、その時限りしか見れないとなると値段が高いのも仕方ないのかなと思いますが、いい芝居に当たる可能性はあまり高くないです。
余談でした。
さて、本題に戻ると、一般的な認識だと事務所に入るか、劇団に所属するかというのが俳優になるルート二大巨頭かと思います。
しかし、このトピックのタイトルにあるとおり99%舞台で稼ぐことはできません。
舞台で収入が得られるのは、本当に一部の劇団だけです。
それが、
劇団四季、宝塚など誰もが知る劇団
秋田にある劇団わらび座のような1年間に1,200回公演するようなところ
あとは、劇団というよりは芸能事務所繋がりの方が多そうですが、いわゆる2.5次元と呼ばれるアニメや漫画を原作とした舞台ですね。
それ以外の中小劇団で生活は99%不可能です。
理由はビジネスモデルにあります。
一つ、よくありそうな小劇団が芝居を打った例を数字を出して考えてみましょう。
支出
人
客演含め出演者5人
その他、演出家(脚本込み)、舞台監督、照明、音響、製作など
演出家と出演者はともかく、舞台監督、照明、音響、製作の方には給料を支払います。
ここは団体によってだいぶ上下しますが、合計で20万円としましょう。
場所
5日間公演。1日2回公演の日もあるので計8回公演。
稽古期間 1ケ月半
稽古に使用する公民館やレンタルスタジオ代5000円で25日間稽古するとして、
25×5000円=125,000円
出演する箱(会場)を抑える日にち、5日間+2日(ゲネプロなど)=7日間
会場レンタル代(平日・休日・練習日平均して)80,000円/1日
80000×7=560,000円
その他
チラシ代、機材など5万円(芝居内容によりかなり上下します)
オーディション代 5000円
脚本印刷代 10000円
計:95万0000円
収入
客席数70席 毎回9割埋まるとします。
70×0.9=63席
8回公演
チケット代 3000円
63席×8回公演×3000円=151万2000円
グッズ代 (団体、商品による)グッズ制作費を除いて3万円の利益と仮定する。
151万2000円+30000円=154万2000円
計:154万2000円
利益
154万2000円ー95万0000円=59万2000円
計:59万2000円
めちゃくちゃ甘く設定した仮の1公演が上記です。
1公演で利益が59万2000円出ました。
この例では、演出家が脚本も書いているので、演出と脚本併せて20万円をもらうことにしましょう。
残り39万2000円です。
それを、仮に均等に俳優の頭数で割ったとすると一人頭7万8400円です。
ここから実際は交通費などが自腹でかかってきます。
1か月半の拘束で7万8400円ー交通費1ケ月半分。
その間バイトも制限されるので、必然的に舞台期間中はマイナスになります。
かなりいい条件でもこれくらいしか利益になりません。
そして、現実は小劇場だとほとんど俳優はノーギャラで、チケットを売った枚数により収入を得るチケットバックという方法を取っている団体が多いです。
僕が出演した舞台では30枚以上チケットを売ったら、それ以降1枚1,000円のバックでした。
集客はとても難しく、30人も集められない人もたくさんいます。
団体によってはチケットノルマと称して、30人分集められなかった場合、出演俳優がその分を支払わなければいけないところもあります。
出演して、1か月半バイトなども休んで、生活費が厳しくなっている状況でチケットノルマを払わなければいけない。でも「僕は(私は)舞台が好きだから」で、なんとか押し通す。
舞台俳優は実際こんな状況です。
海外では国から補助が出ることもあり、舞台のみで生活している俳優もいます。
以前、ドイツで活躍している日本人俳優に実際に話を聞いてきたので、正しい情報だと思います。
この状況を変えるにはどうすればいいでしょうか。
単純に収入を増やすには、公演回数を増やす、席数を増やす、チケットの単価を上げる、グッズなど他のところで稼ぐという4つの方法があります。
実際問題、集客(お客さんを集める)は本当に難しいので、先ほどの
70席を8日間通して9割の席が埋まる(=494枚)というのもかなり甘めに設定しました。
だって、30枚のチケットノルマを俳優5人が全員その数字を達成して150枚ですよ?
残り344枚はどこから買ってくれるのでしょうか。
だから、席数を増やすとか公演回数を増やすというのは人気劇団でないと厳しいというのがわかります。
チケットの単価も上げれば上げるだけ、集客は難しくなるので、あまり上げられない。
グッズも、そもそもたくさんのお客さんが来てくれないと購入してもらえない。
と、ビジネスモデルとして成り立っていません。
このように、中小劇団は星の数ほど日本にありますが、そこで俳優が(演出家も)生活していくのはほとんど不可能ということになります。
なぜでしょうか。
一番の理由は、映像のように作品の使いまわしができないからです。
どの芝居もその日限りのものになるので、席数のMAX=収入のMAXとなります。
リモート配信とSNSを結び付ければ先が見えてくるような気もしますが、今すぐには体制は変わらないだろうなぁとも感じています。
自主製作映画
さて、お次は自主製作映画です。
事務所に所属していないフリーランスの映像俳優はこの道を選ぶことになります。
これも舞台とほぼ同様。稼げません。
「カメラを止めるな」のように、自主製作映画で爆発的に話題になるものなんてほとんどありません。
というか今までであんな売れ方をした映画は「カメ止め」くらいです。カメ止めの上田監督は、それまでにもショートフィルムを何作も撮っており、僕も観たことがあったのですがかなりおもしろかったです。どの作品もちょっと笑える要素が入ってるんですよね。いつか売れるだろうなと思ってました。
そしてたくさんの監督が自主製作から売れることを目指しますが、これがまた難しい。
自主製作映画の流れとしては、基本的に日本や海外のショートフィルムコンテストへの出展を目指して撮影していきます。
この〇〇コンテストというのは、映画によって町を活性化させたいという地方が多いので、実はかなりの数があります。
大体監督は、15分なり30分なりの作品を撮ると、ネットを調べまくって、条件に合うコンテスト全てに送ります。
そして、いくつかのコンテストで入賞して、その名声を元に次の作品のキャストを募集したりします。
収入源はコンテストで入賞したときの賞金くらいです。大体その日の飲み会代で消えます。
あ、あと単館と呼ばれる小さい映画館で公開したときのチケット代もありますね。
ただ実際は良くてトントン、ほとんどは映画館を借りる金額の方が高くマイナスという話です。
さらにキャストの出演費、ロケ地を抑える費用、カメラなど機材(これが高い)、交通費その他もろもろ全て出費です。
実際、プラスになる要素がほとんどないです。
売れるしかない。
そんな状況じゃ、出演俳優にギャラを払えないのも納得ですが、俳優は俳優で演技の技術を培うためにレッスン費など支払っているので、少しは欲しいのが本音のところです。
youtube,tiktokなどSNSの活用
さて、それでは事務所に入れない俳優はどうすればいいのか。
僕は自分自身の商品価値を高めることが一番だと思います。
ここで言う商品価値とは
ファンの数
です。
ネットがなかった昔はどれだけのファンを抱えているかをアピールすることができませんでした。
履歴書に芸歴を書いて、事務所に送り付けるしかない。
しかし今はインターネットがあり、youtube、tiktok、ツイッター、インスタ色々な媒体で個人で発信できます。
そこにはフォロワー数という数字を伴った誰でもすぐにわかる指標が表示されています。
言い換えるとファンの数が可視化されるようになったということです。
これの何が優れているのかというと、芸能事務所やプロデューサーから見て、収益につながる可能性が数字として判断できるということです。
あなたが、演技をどれだけ学んできました。舞台にも数多く出演してきました。と伝えたところで、雇う側からみたら、本当に利益を出してくれるのか確証が持てません。
しかし、フォロワー数を提示することによって、雇う側はこう考えます。
なるほど。この俳優のフォロワーは10000人いるから、もし彼を起用した場合そのうち〇割は映画の動員に貢献してくれるし、TVの視聴数も〇割くらいアップしそうだな。
うん。この俳優なら製作会社にプッシュしやすそうだ。
君を所属させよう!!
芸能事務所は企業です。
企業は利益を出すことが最優先です。その利益が出る目算をフォロワー数によってたててあげるという理屈になります。
つまり、フォロワー数=営業ツール=あなたの武器として使えます。
tiktokで人気の内山さんが言うには、以下のフォロワー数があれば望む事務所に入れるだろうとのこと。
twitter 10,000人
instagram 10,000人
youtube 1,000人
tiktok 100,000人
youtubeの登録者1,000人はちょっと少なすぎる気がしますけど、twitter、instagramはなんとなくわかる気がします。
相互フォローとかフォロワーを購入するのではなく、自分の投稿によって自然とできたフォロワーがこの数字を超えていれば、事務所としてもその俳優を所属させるメリットが出てきます。
詳しくは、次のトピックの運に頼らずに俳優で食っていく方法で解説します。
俳優とは関係ないところで脚光を浴びる
俳優として売れるためには、実は俳優の能力(演技能力)が高くなければいけないわけではありません。
例えば、けん玉で日本一だとか、書道の師範だとか、他の技術で有名になっていても「それが突出していて世間が面白いと感じるだろう」と目算がたてば事務所(とプロデューサー)はその俳優に価値を感じます。
スポーツ選手などとは違い、そのジャンルに長けていなくてもその俳優自体に価値がある=観客が動員できる=視聴率が上がることが見込めさえすればいいわけです。
要はその俳優を起用することによって利益を得られるか。もっと言えば、金を稼げるかで判断しています。
ただ当たり前の話ではありますが、結局のところ演技力という俳優として最も大切なものが欠けていれば、表舞台に立つことはできても継続的な仕事にはつながりません。
最初だけ物珍しさで視聴者がつくかもしれませんが、やがて視聴者からも見放されるからです。
しかしながら現在の日本では、演技力をいくら伸ばしてもスタート地点に立つこともできないのが現実です。
ですから、飛び道具として自分の得意なジャンルで有名になってから俳優としても能力があるんですよといったアピール方法なら可能かと思います。
海外デビュー
もし、あなたが英語に自信がある、または英語を本気で学んでいく覚悟があるのならこの方法が一番だと思います。
なぜなら、別の方法で有名になったり、SNSをフル活用するなど他の部分に力を注がなくて済むからです。
伸ばすべきは演技力と英語力。以上。
そして目指す先はハリウッドです。
カナダやオーストラリアでもOKですが、市場の大きさを考えるとハリウッドがやっぱりいいですね。
この市場の大きさというのはすごく重要なポイントです。
どういうことかというと、
市場の大きさ≒ギャランティの高さ
だからです。
ある映画製作会社の社長兼俳優の方に聞いたところ、アメリカの市場は日本の市場のおよそ10倍らしいです。
つまり、日本で300万円で作られる映画にアメリカでは3000万円かけられるというわけです。
ギャラも大体同じ割合で計算され、日本で3万円くらいの役では、アメリカでは30万円もらえると考えられます。(当然現場によって上下します)
特に30歳を超えていてなおかつ俳優を目指している方にとってはいい方法だと思います。
なぜなら、日本ではほとんどどの芸能事務所も年齢制限があり、優れた経歴がない限り書類審査すら通りません。
しかし、アメリカではあなたの年齢は気にしません。
というか、履歴書(レジュメ)に年齢を書く欄すらありません。
役に合った見た目と演技が出来さえすればいい。
実にシンプルです。
とにかく俳優の技を磨いて、俳優としてだけで純粋に生きていくというのであれば、海外で活躍することを考えるのは大事な視点だと思います。
僕も海外で活動しようと、一時期様々な本やブログで調べまくりました。
しかし、そこに立ちはだかるのが
言語の壁
です。
日常会話や、ビジネスに困らない程度の英語力だと話になりません。
ネイティブと遜色のないレベルでスラスラ英語を話せるのが最低条件になってきます。
ぶっちゃけアメリカにとって、日本人役は中国人でもいいわけです。
見た目の違いはそれほどなく、アジア人としてひとくくりで見られます。
それに加えて世界中どこでも、もちろんアメリカにも中国人街(チャイニーズタウン)があり、何十万、何百万と中国人が住んでいます。数は少ないですが日本人街もあります。
彼らはアメリカに住んでいるので、当然英語はペラペラです。帰国子女とは比べ物にならないくらいペラペラです。
きっと、その何百万といるアジア人の中にも俳優になりたい人は何万人もいるでしょう。
日本から海外に出て挑戦するということは、その現地にいるアジア人よりも優れていることを見せなければいけません。
だから英語がネイティブレベルなのは最低限。日本語なまりの時点で審査対象に入れません。
それでいて、演技力もその何万の人より上回ってる必要があります。
日本のように事務所が全てのような風土ではないので、しがらみ的な面倒くさい部分は少なそうですが、半端ない努力が必要です。
ちなみに、アメリカでは俳優は個人事業主として動くため、個人でエージェントや弁護士などを自分のギャラから雇う必要があります。
言ってみれば、日本の芸能事務所がやるべき仕事を自分でこなすということになります。
運に頼らずに俳優で食っていく方法
6つの俳優になるルートを見てきました。ここからが本題です。
どうすれば運に頼らずに実力で俳優で食っていけるようになるのでしょうか。
僕が考える答えは、
自分の商品価値を高める
です。
上のトピックに書いた通り、日本で俳優として生きていくのであれば、ほぼ事務所に入る以外の選択肢はありません。
年齢や見た目などで事務所に入れないとなると、正直先は無いに等しいです。
それくらい日本は事務所MUSTの環境です。
もちろん、「演じられればいい。バイトしながらでも演技をし続けていく」という方はそれでいいです。何も問題はない。
ただ、ここまで読んでいただいたあなたは「俳優として演じることで食っていきたい」と考えているはずです。
そうなると、なんとかして事務所の提供する大量のオーディション情報、ギャラの保証、製作会社からの信頼性を手に入れなければいけません。
でも、応募しても書類に落ちてしまう・・・面接から先に進めない・・・
それはあなたの商品価値が、雇う側の希望レベルに達していないからです。
希望レベルとはなんなのか。一度芸能事務所の立場に立って、どういう人材が欲しいのか考えてみましょう。
ヒントは「そいつが金を生み出すかどうか」です。
企業は、芸能事務所に限った話でなく全て利益を求めて動いています。
できれば育てる労力がかからず、問題も起こさず、すぐに金を生み出してくれる人を欲しがっています。
それはそうですよね。育て上げるのに時間、労力、お金をかけた俳優が辞めてしまったり、反意を翻されるのは企業にとってリスクです。
できるだけ早く投じた資金を回収したい。こう思っています。
わかりやすいのはスクールビジネスですね。俳優募集の広告費やオーディションのための人件費などは、レッスン代ですぐに回収できます。だから横行する。
中には、長時間かけて育て上げれば光る原石を青田買いすることもあるでしょう。
ただ、その枠に入るのは本当に一握りですし、僕らがそこを目指すのは運に頼りすぎています。
特に20代後半、30代の方は、成長したあとを見てもらう、いわゆるポテンシャルを考えての所属というのはほとんどありません。それこそすぐにお金を生み出してくれる人物を求められます。
だから、それくらいの歳の人間が売りにするべきところは、実績になります。
有名映画、有名ドラマ、有名舞台の主役級で出演したとかですね。
とはいえ、そうそうそういう経歴など持っていないものです。
もし、持っていたらそもそもこのブログにたどり着いてないでしょう。
それでは、実績が無い20代後半以上の俳優女優は戦う術はないのでしょうか。
たしかに一昔前は、飲み屋とか現場で運よくコネをつかむしかなかったと思います。
しかし、現代なら運を必要とせず個人の努力でできる売り方があります。
それは
SNSフォロワー数、ブログのPV数、youtubeの登録者数などあなたを応援してくれるファンの数を増やすこと
です。
ファン(特にフォロワー)の数はそのままあなたの商品価値の高さとして認識されます。
一昔前は、もしファンがついていたとしても、それを証明することができませんでした。
しかし現代は全て数字に置き換えられ可視化されています。
上でも書いた通り、その俳優が映画やTVドラマに出れば、そのフォロワーの何割かは来場してくれる、視聴してくれるので直接金銭の売り上げが見込めます。
だから、フォロワーを買ってでも増やしたい人がいるんですね。
ただし、購入したり相互フォローで手に入れたフォロワーに価値はありません。
フォロワー数と比べたいいねの数やコメントの数が少なすぎてすぐにばれます。
あなたの行動に対してファンが反応してくれるからこそ価値があるわけです。
もう一度あなたが芸能事務所の人間だとして、俳優をキャスティングするときのことを考えてみてください。
ちょうど30歳の男性が2名応募してきました。
一人目は、演技経験はすでに8年ほどあり、自主製作映画や舞台にも何本か出演しているようです。
顔もそこそこ魅力的で、身長体重も普通。
特技に殺陣(たて)や乗馬と書いてあるので、時代劇にも出演できるかもしれません。
ただ、インターネットはそれほど詳しくなくSNSなどはやっていません。
もう一人は、元々数年サラリーマンをやってる人間です。
26歳から俳優をやろうと思い、現在4年目になります。
同じく自主製作映画には何本か出演しましたが、そこから売れることはありませんでした。
顔はあまり良くなく、ちょっとぽっちゃり気味。
特技は特になく、趣味は漫画を読むこととゲームで引きこもり気質です。
仕事も今はバイトしかないので、ゲームの配信をしています。
しかし、そのトークが上手いのかゲームの配信でyoutubeの登録者は10,000人いて、youtubeから収益が発生しています。
youtubeの各動画にはtwitterへのリンクが貼ってあり、twitterでもゲームの話題を日々ツイートしてるためフォロワーも10,000人を超えています。
10,000人すべてが購入したフォロワーではなく、彼のツイートを見て集まってきた人々なのでどの彼のツイートにもいいねやコメントがたくさんついています。
反面、演じている動画がないので演技力には疑問が残ります。
さて、この二人どちらかを所属させるとしたらどちらを選びますか?
一人目の方が、見た目、演技歴、特技と俳優業に使えそうです。
二人目は見た目はいまいちですが、youtubeにもtwitterにもファンがついていて、すでにそこから収益も得ています。
判断の大事なポイントは彼らが30歳という年齢だということです。
仮に20歳なら、これからの成長を見込んで一人目を選ぶことは考えられます。
しかし、30歳だとこれからこの人の成長のためにお金や労力をかけようと思うでしょうか。
すでに収益をあげていて、所属したらそのまま10000人のファンがついてくる二人目を選びませんか?
一言で言うと一人目を所属させるのは事務所にとってリスクがあるということです。
かけた金額や労力が回収できない可能性があります。
しかし、二人目は10000人のファンがいるのでリスクがとても少ない。
最初からすでに売り上げ増加の見込みもたてられ、製作会社やプロデューサーに推薦するときも話が進めやすいです。
ここまで読んできて、フォロワーをただの数としてとらえるのはなんか気分が悪いと感じられたかもしれません。
確かにその通りです。そもそも、ただの数としてしかフォロワーを見ていなければ10000人ものファンはできていないと思います。
ツイッターにいいねやコメントがついているのは、ちゃんとフォロワーに向き合って同じ人間として対応しているからです。
数字の裏に、生きた人間がいることを感じていなければいけません。
しかし、ビジネスとしては別です。
目に見える数字としてのフォロワー数は武器になり得ます。
自分をアピールするための営業ツールです。
上で書いた通り、当人に演技の実力が無ければいつかは俳優として消えていくとは思いますが、表舞台に立つきっかけとして、このフォロワー数という数字は武器になります。
youtubeの登録者数でも、tiktokのフォロワー数でもいいです。
ブログの場合は内容によりますが、pv数も使えます。
とにかくたくさんのファンがすでにいるという状態を目に見える形で提示できればいいのです。
そしてできることなら、演技に関係があるトピックでファンがいる方が営業ツールとして使いやすいです。
では、どうやってフォロワー数を増やせばいいのか。
別の記事に詳しく書いていくつもりですが、僕は
マーケティング
が大切だと考えています。
特にwebマーケティング。
マーケティングとは商品が売れる仕組みづくりのことです。
当然この場合の商品とはあなた自身のことになります。
対になる言葉で「営業」があります。
営業はpush型、マーケティングは(基本的には)pull型と言われています。
営業はとにかく買って買ってと迫ります。だからpush型と言います。(本当は違いますが、マーケティングと対にして考えるときはそう言われます)
マーケティングは、買ってくれる人のニーズをリサーチして、それに合わせて商品を作り販売します。
だからスタートは購入者のニーズからなのです。
この場合の購入者は事務所、プロデューサー、監督になります。
まずは事務所、プロデューサー、監督が俳優に対して何を望むかを考え、それに合わせた商品価値を自分に付け加えていくことになります。
今まで見てきたように、今回の購入者のニーズはリスクをできるだけ追わず、金の回収を早くしたいと思っていましたね。
そこで、SNSのフォロワー数というリスクを減らす材料を持とうという話をしてきました。
無理矢理に売り込むのではなく、自分の商品価値を高めて向こうから欲しいと思ってもらえるように状況を作り出す、これがマーケティングです。
あなたがまだ自分が納得できるほどは売れていなく、これからなんとしてでも俳優として表舞台に立ちたいなら、演技練習のかたわら、マーケティングを学び、自分を売り出す状況を作るのが大切です。
繰り返しになりますが、詳しいあなたを売り出すマーケティング方法に関しては、1記事、2記事程度で語れる分量ではありません。数十記事に渡ると思います。徐々に記事を増やしつつ説明していきたいと思っています。
まず、今回は以下の3点だけ覚えておいてください。
自らの売り出しにはマーケティングが大切
そのためにSNSを利用する
フォロワー数が武器になる
自分の進みたい道を後押ししてくれる事務所の見つけ方
この記事もかなりの分量になってきましたね。
それでは、一旦マーケティングから離れ、どのような事務所に所属できれば満足いく結果になりやすいかをざっと説明していきます。
まずは、事務所に入る前にあなたがどのような俳優になりたいのか考えます。
俳優一本でいきたいのか、タレント業と半々を目指していて、バラエティ番組にも出ていきたいのか。
はたまた、映画やTVドラマより舞台に出演したいのか。
2.5次元の舞台に出てみたいのか。
どこに進みたいのかを決めたらあとは簡単です。
その目指す場所ですでに活躍している俳優の先輩を5人見つけてください。
その5人はあなたが望む場所にすでにいる人たちです。
次にその5人が所属している事務所全てをググって調べます。
そこに行きたいところから順番に応募していきましょう。
力のない事務所で仕事をもらえず飼い殺されるよりは、あなたが望む場所にすでにいる俳優を輩出している事務所を選ぶ方がよっぽど現実的です。
「制限年齢のために、書類送っても見てももらえないんじゃ・・・」と思うあなたは、無理して送る必要はないと思います。
フォロワー数という武器を作ってから、改めて応募すればいいのです。
全然パッとしない履歴書でも、備考欄にtwitterフォロワー数100,000人。公認のチェックついてます。と書かれていれば、採用しない方がバカです。それだけで数百万の価値がありますから。(現実にフォロワー数の多いツイッターアカウントは数百万単位の金額で売買されています)
どの事務所を選ぶべきか
事務所の内情にはあまり詳しくないのですが、
あなたが目指すのが、半タレント半俳優という形であれば、オスカーやスターダスト、ホリプロなんかは強いイメージがあります。
方や、俳優一本で攻めるならば、大手ではないですけど、ユマニテ、鈍牛俱楽部、アパッチ、シスカンパニーなんかが候補に挙がってくると思います。
基本的には、大手か中堅どころで俳優の売り出しに力を入れている事務所を探して行くといいと思います。
小さい事務所ですと、そもそも大きい役へのオファーやオーディション情報自体がその事務所に届きません。
まずは、あなたが目指している場所への切符が手に入る事務所に所属することが先決です。
そのために、あなたが尊敬する俳優の事務所をググるわけです。
大手に所属しても売れずにいる俳優はたくさんいます。
しかし、僕の他の記事で語っていくマーケティングと組み合わせることによって、事務所からくる仕事を待つだけでなく自分の力でファンを増やすこともできます。
同じ所属俳優よりもとても強力な武器を持つことができます。
運に頼らずに自分の実力で、飯を食っていきましょう!
まとめ
俳優になるルート
事務所
劇団
自主製作映画
SNS
別のことで有名になる
海外デビュー
運に頼らずに俳優で食っていく方法
自分の商品価値を高める
SNSを使う
フォロワーを集める フォロワー数は武器
マーケティングを学んでいく
(当然演技の練習は続ける)
自分の進みたい道を後押ししてくれる事務所の見つけ方
あなたが進みたいジャンルを選ぶ(タレント寄り?俳優一本?)
あなたが目指している位置にいる俳優の先輩を5人考える
その先輩の事務所をググる
マーケティングという武器を持って大手、中堅以上の事務所を中心に応募する
僕のツイッターでは、ブログとは少し違ったテイストで演技や映画のつぶやきをしています。
ブログほど本腰を入れずに、秒速で読めてちょっとタメになるようなことをつぶやいています。
#シドアンドナンシー#ゲイリーオールドマン の出世作になるのかな?
— 俳優で旅人 ヒロユキ (@hir_o_o_o_o_) September 4, 2019
つーか、このキャラクターライゼーション(外的役作り)神でしょ!ここまで本人に似るか?
参考画像選ぶのも、あれ?これ本物?って迷った。
未見の人は、特に最後の方にシド(ゲイリー)が歌うマイウェイを聞いてほしい。#映画 pic.twitter.com/BTbxG2VpVK
演技力の要素の一つに「意識の方向」というのがある。日常生活と同じように、舞台上やカメラ前でも意識を向けることができるか。
— 俳優で旅人 ヒロユキ (@hir_o_o_o_o_) May 21, 2021
上手い俳優は皆できてる。
具体例を上げると、#ゴッドファーザー Ⅰのマイケルがトイレで銃を探してから撃つまでのシーン。
ここは意識がパッパッと入れ替わってる。 pic.twitter.com/OrH1gscvMw
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