・演技が上手いとか下手ってどこでわかるの?
・上手い俳優と下手な俳優って何が違うの?
こんな疑問を解決していきます。
この記事を読むとこんなメリットがあります。
・【演技力を測るものさし】目に見える要素4つと目に見えない要素3つ
・ 演技力だと思われてるけど実は違うよという要素4つ
どうも俳優をやっているヒロユキと言います。
僕は今年で俳優歴13年目になります。事務所に所属していないこともあり大きい作品には出ていませんが、それでもTVドラマ、映画、舞台、ラジオドラマ(製作、脚本、主演)など色々な媒体に出演してきました。
また、この13年間「演技とは」ということを考え続けてきました。その間にスタニスラフスキーシステム、リーストラスバーグメソッド、マイケルチェーホフテクニークなど様々な海外の演技論も学び身体に落としてきました。
世間では、YouTubeのコメント、映画批評家のレビュー、ツイッター等々で、「あの人演技上手いよね」とか、「あいつは下手だわ」「大根だわ」などいろいろな人がいろいろ言いますが、演技の上手い下手の基準を持って言ってるんでしょうか。そもそも演技の上手い下手ってどこで区別してるんでしょう?
演技の上手い下手は歌やダンスの上手い下手よりよっぽどわかりづらいです。
なぜなら、僕ら俳優は感情という目に見えない部分を扱う仕事だからです。
逆に俳優側からすると練習しても具体的に成長したかどうかフィードバックがわかりづらいんです。だから、今のやり方で合っているのかどうか長期間自信が持てない。
能力値が数字で表示されればいいのにと何百回思ったことか。
この記事では、現役俳優の僕が演技力を判断する明確なものさしを定義します。
最後まで読むことによって、今後映画やドラマを観た時に、
「この俳優は〇〇のところが××だから演技力高いよね」
と具体的な感想を言えるようになりますよ。
それでは、スタート!
【演技力を測るものさし】目に見える要素4つと目に見えない要素3つ
まずは、演技力を構成する要素を思いつくままに挙げていこうと思います。
要素のそれぞれ全てが高ければ演技力も高いと言えそうではないでしょうか?
まず思いつくのは
- 感情の強さ
- 想像力
- 信じ込む力
- キャラクターの大きさ
- 声の特徴
- 意識が向く方向とその強さ(後述)
- リラックス度合い
- 緊張をしてないか
- 衝動の強さ
- 脚本の読み取り
それでは演技の構成要素を分類するとこんな感じになります。
見える
- キャラクター⇒キャラクターの大きさ、声の特徴
- 感情⇒感情の強さ
(2.5. 衝動⇒衝動の強さ) - 意識の方向⇒意識が向く方向と強さ(後述)
- ノリ⇒ノリ(後述)
見えない
- 想像力⇒想像力、信じ込む力
- 本番力⇒リラックス度合い、緊張のしなさ
- 読解力⇒脚本の読み取り
それぞれの要素の説明
それではそれぞれの要素の説明をしていきます。
感情の強さと衝動の強さをあえて分けたのにも理由があります。
見える要素
キャラクター
まずキャラクター。わかりやすいですね。
その役がどんな口癖なのか、動きなのか、表情なのか、総じて言ってどんなキャラクターなのか。
見た目で一番わかりやすい。
演じる役者とかけ離れていればかけ離れているほど、普段の自分の引き出しにない部分を作らなければいけないので、演技力は高いと言えます。
ちなみに、感情や性格のこともキャラクターと言うこともありますよね。
ですから僕らは目に見える表情や動き、声などを
外的(がいてき)キャラクター
目に見えない感情や性格を
内的(ないてき)キャラクター
と呼んでいます。
外的キャラクターの強い(大きい)具体例
リーガルハイ 古美門研介(堺雅人さん)
相棒 杉下右京(水谷豊さん)
ダークナイト ジョーカー(ヒースレジャー)
パイレーツオブカリビアン ジャックスパロウ(ジョニーデップ)
マスク マスク(ジムキャリー)
I am Sam サム(ショーン・ペン)
感情
演技力と言われて一番ピンっと来るのはこれかもしれません。
やっぱり泣き叫んでたり、大声でどなってたりすると、演技力すげーーって言われることが多いように感じます。
ただ大事なのは、
その役者が心から泣き叫んでるのか、心から怒っているのか。
真実の感情が使えているかどうか。
です。
人は、感情をあらわにすることは少ないです。本当は激怒したいのに、その時の状況や周囲の目、自分の中にある倫理観など色々なものによって抑え込みます。
本当にこれはヤバいと思える演技は、その抑え込んだと思った感情が抑え込み切れず漏れ出す演技です。
一見、激しく見えませんが心の中で葛藤が凄まじいのを感じる。そういった演技を観たいし、僕自身もやっていきたいと思います。
ただこの本当の感情というのは見極めるのが難しい。叫んでいても叫んでいなくてもです。
色んなレビューやコメントに投稿している人、または1年間に何十本何百本と映画を見る映画好きの方々、そして、監督・プロデューサーだったとしても、嘘の演技をほめちぎってたりすることがよくあります。
いわゆるプロって言われる人でもそうなので、まあ見極めるのが難しいです。
俳優であれば、自分がやっていることなのでもう少し違和感に気づきやすくなると思いますが、俳優歴13年の僕でも100%判断するのは難しいです。
例えば、トム・ハーディが主演を演じた「オンザハイウェイ」と言う変わった映画があります。
この映画では、84分間トムハーディ以外誰も画面に映りません。(全体で86分の作品です)
ストーリーは、愛人との間に子供が生まれてしまい、急ぎ病院に向かっている車の中の話です。
車の中では、妻や愛人や子供たちや職場からなど色々なところから電話がひっきりなしにかかってきます。
トムハーディ演じる主人公は、車の中で一人、妻への申し訳なさ、愛人になんと言えばいいのか、すでにいる子供たちにはどう接するべきか、仕事はどうなるのかと悩み苦しみます。
観てるこっちも影響されて焦ってくるような迫真に迫る演技です。
こんなレベルの高い一人芝居(電話を通して声は聞こえるけど)観たことがありません。
そして、いまだに
その演技全てセリフを読みながらやってたなんて信じられません。
数日間という短期間で作ったため、セリフを覚えきれてなかったそうです。
車の前の窓にセリフを書いた紙を用意して読みながら演じていたとのこと。
セリフを読んでるイコール感情レベルが低いわけではないですが、準備不足なのは間違いないですし、リアルな状況とはかけ離れているので、必然的にクオリティは下がります。
普通は。
なのに、あの演技。
賛否両論ある映画ですが、僕は好きです。
感情の強い(大きい)具体例
万引き家族 柴田信代(安藤サクラさん)
リリィシュシュのすべて 津田詩織(蒼井優さん)
彼女がその名を知らない鳥たち 佐野陣治(阿部サダヲさん)
湯を沸かすほどの熱い愛 宮沢りえさん
衝動
あえて感情と衝動を分けた理由があります。
感情の強さはもうそのままパワーといった感じなんですが、衝動の強さはどちらかというとスピード、瞬発力といった感じです。
例えばショートケーキを兄弟で食べていたとします。
お兄ちゃんが最後まで楽しみに取っておいたイチゴを、
「いらないの?じゃ、僕がもらうね!」
と弟に持ってかれた時の
「殺すぞ!!!!」
これが衝動の強さです。
パワーよりスピードですよね。
我ながらナイス例え。
あれ?そうでもないですか?(笑)
とにかく衝動は瞬発力です。
こちらは感情の強さと違って、抑え込もうとすることはあまりないです。
とっさに出てきてしまうものだからです。
また、衝動の強さは後述するノリに通じるところがかなりあります。
衝動の強い(大きい)具体例
勝手にふるえてろ(最後のシーン) 松岡茉優さん
桐島、部活やめるってよ(最後のシーン) 神木隆之介さん
湯を沸かすほどの熱い愛 杉咲花さん
I am Sam ショーン・ペン
意識の方向
これは言葉だとわかり辛いです。
ですが、自然な演技という意味だとこの要素が一番大事です。
例えば人を説得するシーンを考えてみます。
演技歴の浅い人だと、ついつい相手に真っすぐ向き直り説得をし始めがちですが、実際は説得するときに必ずしも相手の目をまっすぐ見て説得するとは限りません。
ご飯を食べながら言うかもしれないし、パジャマに着替えながらチラチラ見て言うかもしれないし、その人なりの行動とその理由がある。
ちょっと想像してほしいんですが、もしご飯を食べながら相手の方を向かずに「○〇しちゃだめだよ」と言ったとします。
これって相手のことを軽んじてる感じがしますよね。
もしかすると、相手の反論を受けたくないから、こんな当たり前のことにわざわざ俺の時間を使わせるなという言外の意味を込めてるかもしれません。
僕たちも日常生活で、いつも相手の目を見て話すわけじゃないと思います。
こういう意識の方向と割合(食事に意識が向いていて相手のことを軽んじてるとか)が日常生活と同じように、舞台上やカメラ前という作られた設定の中でできると、現実と同じような感情や感覚が湧き上がってきます。
これを演劇界を変えた演出家・俳優のスタニスラフスキーは注意の輪と名付けました。
これが突出してできると、他の要素がまったくなくてもリアルな演技と言われやすいです。
そして上手い俳優は皆例外なくこの要素を持っています。
意識の方向が良い具体例
いわゆる名作と言われている作品すべて
特に一つ選ぶとするならば、
ゴッドファーザーⅠで、マイケルがトイレに隠している銃を持ってから撃つところまで (アルパチーノ)
ゴッドファーザーは名シーンばかりですが、俳優仲間と話題になるのはこのシーンです。
銃を初めて撃つ男の心情がめちゃくちゃリアルです。
さ、次、わかりにくいところ!
ノリ
うぇーーーい!!HAHAHA!!WEEEEEEIIII!!!
ではないです。
・・・ではないですが、これも含みます。
説明しますね。
一言でいうと演技が乗っている状態です。
ノリをあえて定義するなら、
「衝動のままに動いていること」
です。
本来不必要なのについやってしまっていたり、必要以上にやってしまっているところでそれを感じられます。
映画「勝手にふるえてろ」で、松岡茉優さんがトイレから出てきた後に壁を指でなぞって歩くカットがあるんですけど、あれです。
見てないとなんのこっちゃってなりますが、見てても何であんな行動をしたのかはわからないんですよ。
だけどなにか漏れ出してくる感情が伝わってくる。上手くいかない閉塞感みたいな。
で、おそらく・・・これはわからないですけど、脚本にはあの動きの指定はなかったんじゃないかなぁ・・・
女優松岡茉優が、あの役を演じている中で沸き上がった衝動に身を任せたら「壁を指でなぞりながら歩く」という目に見える行動になった。ように見えました。
だから衝動とノリというのは結構近い。
あと、映画「ダークナイト」でジョーカーが、ことあるごとに、ベロをちょろっと出したり、目が一瞬上を向いたりするんですけど、これは、キャラクター性とノリが混ざっていると考えられます。
別にその動作がなくてもジョーカーは十分誰からも評価されるジョーカーだっただろうけど、ああいう動きを見て、役者が役にのってんなーって感じます。
実は、こののってるかどうかというのがとっても大事。
感情があって、キャラクターがあって、意識の方向もしっかりしていても、のっていなければのっぺりとした人物に映ります。印象に残らない。
逆に、役作りが全然できてなくてセリフも覚えてなくても、のってさえいれば、お、こいつ面白いな!ってなります。
まあ、感情もキャラクターも意識の方向もしっかりできていたら普通はのっています。
ノルというのは、先ほども書いたように衝動のままに動けていることです。
だから、観客を気にしていたり、段取りを気にしていたり、カメラや監督を気にするなど、役者の意識が残っているとのることはできません。
役の衝動が役者の理性によって抑えられてしまうからです。
逆に、のりやすいタイプの人は想像の世界で思いっきり遊べる人です。
(俳優の方へ)なかなか役に乗れたことないな。セリフを追ってしまうんだよな。ともしお悩みなら、練習中、役作り中に自分が気が済むまでやれてるかを確認してみてください。
気が済む=衝動のままに動けているです。
もし自分の気が済んでるかどうかわからなければ、今自分が演じている役の大きさの3倍で演じてみると感覚がつかめます。
大体の場合において、演技が小さくなっているはずです。
のってる具体例
勝手にふるえてろ 松岡茉優さん
劇場 松岡茉優さん
ジムキャリー作品全て
ダークナイト ヒースレジャー
見えない要素
見えない要素は、文字通り視聴者側からはわかりません。
野球で言えば、プロ野球選手の試合を見て「素振りすごいやってるな」とかわかりませんよね。
同じ感じです。
基本的に撮影や舞台本番で100%の力を発揮するための要素です。
これらがないと、感情、キャラクター、意識の方向、ノリ全て出てきません。
想像力
俳優が想像力を使うのは主に役作りをするときです。
役の過去や置かれている状況を考え、もし自分が同じ状況にいたらどうするか考える。
役が普段どういう生活をしているのか、どういう言動なのか、どんな癖があるのか考える。
こういうところに想像力を使います。
そして、想像を信じ込む力は役作りと本番どちらも必要です。
役作り期間に想像するだけで信じることができないと、身体に役の感情やキャラクターは身につきません。
また本番では、普通カメラや観客に囲まれているというめちゃくちゃリアルな状況です。
この中で演じるというのは、自らが想像した世界を信じきれないと段取りだけの演技になってしまいます。
いわゆる嘘の演技です。
そうなると、当然のって芝居をすることなどできません。
一般的に、すごい演技だと言われやすいのは
想像を信じ込んで、のっていて、感情が強いときです。
やべえなってなります。
憑依型俳優とか言われます(←実際は違います)。
ただ、めっちゃ悪く言うと、統合失調症一歩手前でもあります。
実際役作りを経て、心の病気になる人も結構います。
本番力
これは、僕が勝手に名前をつけたものです。
リラックスできているとか、緊張していないとかです。
この本番力があることによって、役作りで培った感情やキャラクターが本番で使えます。
のれたり、信じ込むことためにもこの本番力が必須です。すべての土台になるので俳優の基礎の基礎としてあってしかるべきものです。緊張でガチガチだけど信じ込めてます。なんて嘘でしかないですよね。
どんなに役作りを頑張っても緊張してしまうと、簡単に段取り演技になってしまいます。それくらい想像の世界に居続けるのは難しい。
ただ緊張のとり方というタイトルでいくつも記事にしている通り、本番力を身につけるのは簡単ではありません。
読解力
読解力=脚本の読み取りです。
セリフに「好きだ!!!」って書いてあるけど、これ本当は相手を傷つけないためにこう言ったんじゃないの?本当はそんなに好きじゃないんじゃないの?
こういうところを読み取る力です。
これができると、役の想いが一本調子にならなくなります。
言葉に出さない裏の本音ができてくるので、一気に演技が深くなります。
例えば好きという気持ちだけで、
「好きだ!!」
と言うと、そのままそれだけです。
しかし、本当のこと言うと傷つけてしまうかもしれないから、とりあえずこの場は好きだと言っておこうと考えて
「好きだ!!」
と言うと、役の中に葛藤が生まれます。
この葛藤は小さな違和感として視聴者の目に映ります。
「あれ?この人が言っているのって本当なのかな?」
と。
役者にとっても、その葛藤を感じることにより、役に強く共感ができ、想像を信じ込むことに繋がってきます。
練習法は役をもらうたびに、とにかく役の気持ちを一セリフごと考えまくること。
これは嘘なんじゃないか。
これは気遣いなんじゃないか。
本音を言えない状況なんじゃないか。
そして、いくつもの役をこなすことです。数は力です。
演技力だと思われてるけど実は違うよという要素4つ
さて、ここからは一般的に演技力だと思われやすいけど、これは違うよというものを挙げます。
ここまでの内容を読んでくれたあなたならすんなり理解できると思います。
- 滑舌(かつぜつ)滑舌が良ければ聞き取りやすくはなりますが、演技力とは関係ありません。
- 大きい声が出る/声が通る 舞台奥まで声を届かせるという意味では必要ですが演技力ではありません。
- 身体的魅力 かっこいいとか声がいいなど。役者個人の魅力にはつながるかもしれませんが、演技力ではありません。
- すぐに泣けること 一番誤解の多いところです。すぐに何々できる。すぐにそれっぽく見せられる。こういうのをよく演技力と言われますが、これは器用なだけで別に演技力とは関係ありません。
むしろそういう嘘の演技をするとどんどん演技力は低下していきます。
本来は、本気で役に向き合い続けて、泣かなきゃいけないシーンで自然に泣けてしまうまで作りこむことが俳優の仕事です。
上手くなりたいのであれば、仮に出来てもやめましょう。
まとめ
演技の上手い下手を見極める目に見える要素4つ
キャラクター
表情、動作、声など外見部分。役者自身から離れていれば離れているほどすごい。一番わかりやすい。
感情
泣き叫ぶや怒り狂うなど。でも、本当に良いのはそれだけの感情の強さを持っていて、抑え込もうとするが抑え込み切れず漏れ出してきてしまうもの。本物かウソか見分けがつきにくい。
意識の方向
人を説得するときに、相手の目を見て説得するとは限らない。日常と同じような意識を持つことによって、本番でも日常と同じ感覚・感情が沸き起こってくる。これさえできてればリアルな演技だと思われる。
ノリ
衝動のままに動くこと。不必要な動きや、やりすぎた動きから見つけられやすい。役の漏れ出した感情が伝わってくる。
演技の上手い下手を見極める目に見えない要素3つ
想像力
想像力は役作りに使う。想像を信じ込む力は役作りと本番どちらにも。信じ込めないと段取り演技になってしまう。そして僕らはすぐに現実に戻されるので訓練が必要。
本番力
本番でリラックスしたり、緊張しない力。練習や役作りで培った感情・キャラクターを十分に発揮するための土台。
読解力
脚本を読み取る力。これができることによって、役に深みが増す。セリフを話すときに生まれる葛藤から視聴者も役者自身も琴線に触れるものがでてくる。
これから、演技うまいな!とか下手だな!って言う前に、いったん今日解説した
キャラクター、感情、意識の方向、ノリ。この目に見える4つに当てはめてみてください。
「キャラクターは濃いけど、こいつ感情入ってるか?」とか、
「感情強いけど、そこで、なんで相手の目見るんだよ」みたいなのとか結構あります。
後者は俳優やってないと分かり辛いかもしれません。
見てて下手だなとわかりやすいのは、誰かに話すシーンで必ず相手の顔を見ながら話す人。
演技がそういう癖づいちゃってるんですね。もしくは監督の指示でそうやっているか。
実際、僕たちそんなに相手の顔見ながら話したりしてないですよ。
2021/6/29追記
俳優の見える要素の中で、「感情」と「キャラクター」と「意識の方向」を飛躍的に成長させる練習方法の記事を書きました。
どれも僕が実際に役作りで使っている練習方法です。かなり効果あります。
良かったらご参考にどうぞ。
ヒロユキの演技ワークショップはこちらから。
僕のツイッターでは、ブログとは少し違ったテイストで演技や映画のつぶやきをしています。
ブログほど本腰を入れずに、秒速で読めてちょっとタメになるようなことをつぶやいています。
#シドアンドナンシー#ゲイリーオールドマン の出世作になるのかな?
— 俳優で旅人 ヒロユキ (@hir_o_o_o_o_) September 4, 2019
つーか、このキャラクターライゼーション(外的役作り)神でしょ!ここまで本人に似るか?
参考画像選ぶのも、あれ?これ本物?って迷った。
未見の人は、特に最後の方にシド(ゲイリー)が歌うマイウェイを聞いてほしい。#映画 pic.twitter.com/BTbxG2VpVK
演技力の要素の一つに「意識の方向」というのがある。日常生活と同じように、舞台上やカメラ前でも意識を向けることができるか。
— 俳優で旅人 ヒロユキ (@hir_o_o_o_o_) May 21, 2021
上手い俳優は皆できてる。
具体例を上げると、#ゴッドファーザー Ⅰのマイケルがトイレで銃を探してから撃つまでのシーン。
ここは意識がパッパッと入れ替わってる。 pic.twitter.com/OrH1gscvMw
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